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資本主義に限界があるとすれば、そのエンジンである富の増大が、精神的(倫理的)な満足と一致しないことだろう。20世紀のもっとも成功した資本家であるビル・ゲイツは、その資産の95%を死後50年以内に慈善事業に使い切る計画だ。それなら最初から独占利潤を上げないで、Windowsをオープンソースにして知識をユーザーに広く開放したほうがよかったのではないか。
同じ意味で、途上国に多額の援助をする一方で「知的財産権」の保護と称して中国を訴える先進国の偽善も救いがたい。西欧が中国やイスラムに学んで文明を築いたように、中国やインドが欧米に学ぶのは当たり前だ。むしろ欧米(および日本)が植民地支配によって彼らから奪った富や生命に比べれば、わずかなものだ。富は手段にすぎず目的は文化だとすれば、知識を広く開放することが、資本主義を超える新しい倫理ではないか。
精神なきウェーバー専門人 - 池田信夫 blog小学生のとき、少し足し算、引き算の計算や、会話のテンポが少し遅いA君がいた。
でも、絵が上手な子だった。
彼は、よく空の絵を描いた。
抜けるような色遣いには、子供心に驚嘆した。
担任のN先生は算数の時間、解けないと分かっているのに答えをその子に聞く。
冷や汗をかきながら、指を使って、ええと・ええと・と答えを出そうとする姿を周りの子供は笑う。
N先生は答えが出るまで、しつこく何度も言わせた。
私はN先生が大嫌いだった。
クラスもいつしか代わり、私たちが小学6年生になる前、N先生は違う学校へ転任することになったので、
全校集会で先生のお別れ会をやることになった。
生徒代表でお別れの言葉を言う人が必要になった。
先生に一番世話をやかせたのだから、A君が言え、と言い出したお馬鹿さんがいた。
お別れ会で一人立たされて、どもる姿を期待したのだ。
私は、A君の言葉を忘れない。
「ぼくを、普通の子と一緒に勉強させてくれて、ありがとうございました」
A君の感謝の言葉は10分以上にも及ぶ。
水彩絵の具の色の使い方を教えてくれたこと。
放課後つきっきりでそろばんを勉強させてくれたこと。
その間、おしゃべりをする子供はいませんでした。
N先生がぶるぶる震えながら、嗚咽をくいしばる声が、体育館に響いただけでした。
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quoted by deli_hell_me:
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/01(水) 07:47:06.67 ID:oxdBXHzs0
»1
昨日、デパートのポストカードなどに美しい水彩画と、A君のサインを発見いたしました。
N先生は今、僻地で小学校で校長先生をしております。
先生は教員が少なく、子供達が家から2時間ほどかけて登校しなければならないような
過疎地へ自ら望んで赴任されました。
N先生のお家には、毎年夏にA君から絵が届くそうです。
A君はその後公立中高を経て、美大に進学しました。
お別れ会でのN先生の挨拶が思い浮かびます。
「A君の絵は、ユトリロの絵に似ているんですよ。
みんなはもしかしたら、 見たこと無いかもしれない。
ユトリロっていう、フランスの人でね、街や 風景をたくさん描いた人なんだけど。
空が、綺麗なんだよ。
A君は、その才能の代わりに、他の持ち物がみんなと比べて少ない。
だけど、決して取り戻せない物ではないのです。
そして、A君は それを一生懸命自分のものにしようしています。
これは、簡単なことじゃありません!」
A君は、空を描いた絵を送るそうです。
その空はN先生が作り方を教えた、
美しいエメラルドグリーンだそうです。
「ニコニコ現実」のプロトタイプとしての「ニコニコ大会議2008」 - 濱野智史の個人ウェブサイト@hatena
いや、その「法的・政治的権力の介入を通じて、そのシステムの息の根がたたれる」というのがリアルに起こりかけたのが数ヶ月前の青少年ネット規制法だったわけで…(しかもサービス単位でなくインターネットの息の根)。あれは素案のまま通過していたら、18歳未満の見るネットはもう私たちの知る「インターネット」じゃなくなっていたかもしれないんだよ?
そして青少年ネット規制法の附則で「違法情報」の検討が規定されていて、今後山場になっていくわけです(表現の自由もあって難しいけれど、名誉毀損罪も侮辱罪もあるから規制可能性は無いと言い切れない時勢なのが怖いよな!)(あと違法情報って年齢関係ない問題だから)。
そういう、これからが勝負ってときにこういう事例が多くなったり、ネットでそれを当然と思っていると思われたりするのは「ネット規制したい側の思う壺」なわけです。
まったくもって馬鹿馬鹿しい話だと思うけど、「修辞的なツッコミ」が効かない相手が本当にいたんだからー。
(via inf)
(via pdl2h)