マイケルムーアの「シッコ」で、病気のアメリカ人が、アメリカでは数百ドルする薬が、キューバでもイギリスでも、1ドル以下だということで、ショックを受けていた。
アメリカでは、製薬会社は法外に儲けている。それをあの映画は非難していたけれど、そういう状況は、世界中の製薬会社があの国で新しい、いい薬を売りたいと思う状況を作り出してもいる。
残念ながら、日本で新薬を売りたいと思う製薬会社は、減り続けている。 多くの会社の日本法人は、縮小の一途。
そして、それは、日本以外でも、アメリカ以外のほとんどの国の現実でもある。日本は、実は、国際的にはマシなほうでもあるのだ。
たぶん、僕たちは、次の3つのうちのどれかを受け入れなくてはならない。
1、(アメリカ式)貧乏人は、最新の治療を受けることはできない。もし、最新の治療を受けたければ、家族や親戚を巻き込んで経済的に破たんせざるを得ない。
2、(日本式)新しい薬の恩恵は、我々の国では受けることはできない。
3、貧困層に薬代を払わせず、かつ、製薬会社を儲けさせるため、政府が薬代を代替する。(治療費を代替する目的で)科学技術の進歩に伴って、増税を受け入れなくてないけない。つまり、新しい薬が作られるたびに、消費税が引き上げられる。
"ドラッグラグの本当の原因とその対策: medical cloud diary